仕掛絵本根付-白雪姫

幼いころに親しんだお伽話『白雪姫』をテーマに、飛び出す絵本をモチーフに仕上げた立体的な造形が美しい根付です。
手のひらサイズに仕上げた豆本よりも小さな絵本には、本物の仕掛絵本を開いた時のような驚きに満ちた世界が広がります。自分こそが世界で一番美しいと信じてやまない王妃は、毎日鏡の前でもともとはドイツの民話「世界で一番美しいのはだれか」と質問していた。ある日から、鏡はその問に「白雪姫」と応えるようになる。業を煮やした王妃は自ら毒リンゴを作り、老婆に化け白雪姫の元を訪れる--というシーンを表現しています。物語を丁寧に紡ぐように、登場するモチーフをそれぞれ立体化、本の上で奥行きを持たせて配置することで、全方向から見ても楽しめる仕掛けを施しました。本の表面には小人をデフォルメした模様を彫り込み、表紙にはお伽話の象徴である「毒リンゴ」の影絵を施しています。角や背、みぞを立体的に表現するなど細部の意匠にまでこだわりました。小さな物語の世界に引き込まれるプレゼントはいかがでしょうか。根付だけではなく、ペンダントトップとしてもお使いいただけます。