根付(ねつけ)のもつ本来の意味と新しい使い方とは?

根付(ねつけ)のもつ本来の意味と新しい使い方とは?

  • 投稿日
  • 2021.10.14
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「根付」ときいて、ピンとこない方も多いのでは?
根付、根付紐、ストラップ‥、どれも同じような認識ではないでしょうか?
確かに形はよく似ていて、お店やサイトによっては同じ扱いをしている所も
少なくありませんが、本来の使い方や使用目的をなどをみると違いがわかってきますよ。

 

そこで今回は、根付の基本を知り、意味や歴史、由来などを一緒に学んでいきましょう!
今の時代に合った使い方や、お勧めの根付もご紹介していきますよ!

根付の魅力をお届けします!!

今さら聞けない根付って何?

ポケットのない和装の時代、小物などを持ち歩く際に使われてきました。

巾着や印籠箱などの紐に取り付け、帯の下から上へに挟み込み

根付を帯の上から顔を出させることで

巾着などが落ちないような仕掛けとなっています。

今でいう「飾り」ではなく、日常の「道具」だったのです。

 

いつの時代から使われていたのかは不明ですが、

江戸時代の絵画に描かれていたことから古くから親しまれてきたといえるでしょう。

この頃、実用的な「道具」としての使われ方をしてきた根付ですが、

和装から洋装へと時代の移り変わりとともに

やがて装飾品やアクセサリー的な要素が強くなってきました。

デザインやモチーフに凝るようになり、ついには芸術品としても扱われるようになったのです。

歴史

根付の語源は諸説ありますが、

「木の根を付ける」「紐の根元に付ける」との2つの説が主に語られてきました。

歴史は古く江戸時代にはすでに広く親しまれていました。

最初は天然の「木の枝」や、「小ぶりの瓢箪(ひょうたん)」などを

そのまま用いていましたが やがてそれに彫刻や絵などが施されていくうちに、

職人たちが競って技術を絞り、

ついには専門に作る「根付師」という職業も生まれるほど

装飾品としての価値が高まっていったのです。

 

しかし流行や世界的状況などから、その人気も急速に陰りを見せはじめ

少数の職人たちが質の良い根付を作りつづけるのみとなりました。

 

海外での人気に反して、日本では影の時代が続きましたが

携帯電話の普及などからストラップが流行し、本来の「根付」人気も復活したのです。

今、まさに再注目のアイテムです!

 

「根付」とひとことで言っても、その種類は多く、大まかに4種類に分けられます。

 

【鏡蓋(かがみぶた)根付】

:輪切りにした象牙製の根付けにふたが付いたもの

 

 

【饅頭(まんじゅう)根付】

:その名の通り、饅頭型の根付

 

 

【形彫(かたぼり)根付】

:人物、動植物、器物、風景などあらゆるモチーフに彫刻された根付

 

 

【仮面根付】

:能狂言、伎楽など、舞台芸術で使われていた伝統的な面をモチーフとしたもの

 

 

その中でも人気なのが、形彫(かたぼり)根付

七福神のような神をかたどったものや、カエルや亀、

鶴や象など縁起の良い動物などを身につけて持ち歩く人が多く

主流となっていきました。

お守り的な用途になっていったのかもしれませんね。

 

どの種類も卓越した職人の技があるからこそ

美術品としても人気がでていったのでしょう。

その美しさと高い技術力から海外では日本のアート(美術)として

浮世絵などと並び、人気で評価も高く「netsuke」として親しまれています。

世界中で人気になっていますので、お手持ちの根付も、

もしかしたら驚くほどの価値があるかもしれませんよ!

ストラップと根付って違うの?

 

携帯電話やお財布などに付けるチャームに根付紐が付いたもの全般を

「根付」と呼ぶことが多くありますが

本来「根付」と「ストラップ」は異なるものになります。

 

ストラップは、それ自体がアクセサリーとしての役割であるが、

根付は道具としての使命がある!というところでしょうか。

昨今では、どちらもその用途に差がなくなりつつあるようで、

どのタイプであっても「根付」と表記されることが多くなったようです。

 

もちろん、お着物での正式な使用にも人気が高くデザインも日々進化しています。

江戸時代に「簪(かんざし)」と共に

二大巨頭として人気が高い装飾品であった根付。

現代では美術作品としても進化を遂げ

モチーフやデザイン、素材なども多様化し

新しい素材へのチャレンジも行われています。

今、新しい根付の勧め!

 

今と昔の歴史や使用法などを踏まえた上で、さらなる進化をし続ける根付。

古き良き日本の伝統を残し継承していきながらも

新しいものへの追及。

今の時代に寄り添った形を提案し続けている「根付」。

 

その中でも人気なのが、

ペンダントトップとしての楽しみ方も提案している

「The Ichの根付」をご紹介いたします。

 

伝統意匠とアクセサリーの融合を柱に

全てオリジナルデザイン、全て職人による手作りにこだわったアイテムです。

【登竜門根付-滝昇鯉】

滝登る鯉を表現した根付。

重厚感あふれるシルバーアクセサリーです。

【臨戦鎧毒虫根付-蜂】

鋭い毒針を光らせ鎧を纏った蜂の姿を、

戦に臨む武者に見立てシルバー根付に落とし込みました。

 

私のお勧めを2点ご紹介しましたが、どうでしたか?

とっても素敵ですよね!

根付を知らない人でも「身につけたい!」と思わせてくれる

繊細でリアルな作りになっています。

根付はもちろん、

ペンダントトップとしても使えるシルバーアクセサリーなんです。

この他にも、伝統的な「鈴根付」や多種多様なモチーフなど幅広く取り扱っています。

さいごに。

いかがでしたでしょうか?

「根付」についてお話してきました。

はじめて知ったという人もいたかもしれませんね。

その使用法や歴史とともに、

根付の魅力についてもお届けできたのではないでしょうか。

 

伝統を今の世に。

そして今だからこそ光る「根付」へ。

The Ichiでは現代に根付を蘇らせたお勧めアイテムがそろっています。

是非、お買い物の参考に遊びにいらしてください。

心よりお待ちしております。