愛猫との添い寝!!実は〇〇〇〇がないとできない行為なんです!

猫との信頼関係は、1日や2日で築けるものではありません。群れを作らない猫にとって、他の動物は「自分のテリトリーを犯す危険な存在」ですからね。ただし、どんな猫にも必ず、心からの信頼を寄せる相手がいます。お乳を与え、トイレのお世話をし、毛づくろいで体を清潔に保ってくれて、危険から守ってくれる存在…ズバリ「お母さん猫」です。生まれて間もない子猫は、自力で歩くことすらできません。なので、世話をしてくれるお母さん猫に対しては無条件に心を開くのです。自分で身を守ることが出来ない子猫のうちは必ず、お母さん猫のそばで眠り、片時も離れないのです。私の猫も、よちよち歩きの頃（生後一カ月弱）に保護して育てました。離乳食を与えてトイレの世話をして…あの頃は、初めての子育てに奮闘した日々でしたよ！おかげで今でも時々、おっぱいを吸うように手のひらを吸われます！猫との信頼関係を築くには、猫に「この人、お母さんかもしれない！」と思わせることが重要です。猫の嫌がることをせず、日々のお世話をしっかりおこなうことが猫の信頼を得る一番の近道なのですね。そして、猫から「お母さん」と認められれば、一緒に添い寝するのはとっても簡単なんです！

猫との添い寝で気をつけたいこと

幸せいっぱいな猫との添い寝ですが、お互いの身を守るためにも気を付けたいことがあります。

人間の体で押しつぶさないよう、十分にスペースをとる

やはり、一番気を付けたいのは押しつぶさないようにすることです。眠っている人の体って、本当に重たいですからね！中でも特に、子猫との添い寝には細心の注意が必要です。体の小さな子猫は、人間の体を押し返すことができず、窒息・骨折をしてしまう場合があるからです。また、「成猫なら、自力で逃げるし大丈夫！」と考える飼い主も多いのですが、成猫になり、飼い主への信頼が強くなるほど、ギリギリまで苦しいのを我慢してしまう子・逃げるのをあきらめる子が増えます。添い寝をするときは十分にスペースを確保して、適切な距離を保つようにしましょう。寂しいけれど、子猫のうちは添い寝をあきらめるという選択も必要かもしれません。

スマホの充電コードに気を付ける

猫と暮らす中で、コード類の扱いに気を付けている人は多いと思います。そんな中でも見落とされがちなのが、就寝時のスマホ充電です。猫には、スマホの充電コードと猫じゃらしの区別がつきません。おもちゃと間違えて噛んでしまい、感電する危険があります。軽度の火傷で済む場合もありますが、心肺停止のリスクも大きいです。また、人が感電に巻き込まれる危険性や、感電時の火花で火事を引き起こす可能性もあります。添い寝時はスマホの充電コードを隠す工夫や、就寝前に充電を済ませることで危機回避をしましょう。

布団の上で寝る子の気持ち

布団の上で寝る子は、間違いなく飼い主に信頼を寄せています。時には飼い主の寝るスペースまで奪ってしまう猫たち、いったいどんな気持ちなのでしょう？

飼い主が大好き！甘えたくてしょうがない気持ち

頭や首の上など飼い主の顔の近くで寝る子は、子猫気分で甘えたい気持ちが強い傾向にあります。顔のそばで寝ていれば、お母さん猫から毛づくろいをしてもらいやすいですからね。また、胸の上など飼い主の表情・動作がすぐわかる位置に寝ることで、大好きな飼い主を監視しているのかも。どこへ行くにも一緒がよくて、「一番近くにいたい！」という気持ちが強い子なのかもしれませんね。

自分の布団だと思ってリラックスする気持ち

飼い主にお構いなしで布団を占領する子は、「布団は自分のものだ！」と思っているのかもしれません。猫は気に入った場所・安心できる場所を寝床に選びます。猫にとって、大好きな飼い主のにおいがする布団は、最高にリラックスできる場所なのです。また、飼い主が「邪魔だな～」と思っても、無理やり移動させたりしないことをちゃんと理解しているんですね。なんにせよ、とっても信頼されていることは確かです。

外が寒い！布団はあったかいなぁ～という気持ち

猫は暖かい場所が大好きな生き物です。飼い主の近くで寝ることで暖を取っているんですね。夏は一緒に寝てくれないけど冬は添い寝してくれる、という子はこのタイプの可能性が高いかもしれません。「暖房器具の代わりかぁ…」と思う飼い主さんもいるかもしれませんが、猫にとっては蹴られる危険性もある行為なんです。それでも近づきたい、という愛猫からの確かな愛情と受け止めてくださいね！

布団に潜ってくる子の気持ち

ほどよい温かさと、安心できるにおい、まるでお母さん毛皮につつまれているような幸せな気分になるのでしょう。私の飼っている猫も毎日布団に潜りこんできますが、ほっぺの近くをペロッとなめて「入れて～！」とアピールします。布団に入るとずっとゴロゴロ音を立てますし、他の猫が入ろうとすると猫パンチで追い返すことも！布団に潜ってくる子は、飼い主さんへの信頼度がMAXな子だと思って間違いないでしょう。