あの感触がたまらないっ!!猫の肉球!!ピンク?黒?実は色に種類があるんです!
ぷにぷに具合がたまらないですよね!!え!?何がって!?そりゃ肉球ですよ!!肉球!! 見てるだけでも癒されちゃいますね...!! 今日はそんな猫の肉球について紐解いて行こうと思います!

肉球の役割について

衝撃を吸収するクッション

肉球を触るとぷにぷにしていてとっても弾力がありますよね! このぷにぷにはクッションであり、衝撃を吸収して脚にかかる負担を最小限に抑える役割を果たしています。 猫は木登りが大好きですが、成人男性の背丈よりも高い場所から飛び降りても怪我をしないのは肉球のおかげなのです!

忍者のように足音を消す

猫は人間と違って床を歩いたときにほとんど足音を立てません。 忍者のように無音で歩く猫、本当に不思議ですよね! 実は肉球が消音器の役割を果たし、音を消しているのです。 あんなぷにぷにしてかわいい肉球が、猫を忍者に変えるとはすごいですよね! ではどうして歩く音を消す必要があるのかというと、気配を消して獲物に気づかれないためです。 肉食動物の猫は狩りをして生活していました。 歩くときにバタバタ音を立てると、獲物である小鳥やネズミに自分の存在を知られ逃げられてしまいます。 獲物を獲て生きるために肉球は大切な役割を担っているのです!

転ばないための滑り止め

猫はツルツルしたフローリングの床であっても転ばずに歩くことができます。 それは肉球が滑り止めの役割を果たしているからです。 ぷにぷにした肉球は弾力性に優れていて、どんなな地面にもしっかり密着し、上手くバランスを取ることができるのです!

体温を調節する

猫の体で汗腺があり、汗を掻くのは肉球だけです。 汗を掻くということは体温調節をしていることを意味しています。 人間は体のあちこちに汗腺があり、容易に体温を調整できますが、猫や犬はそうはいきません。 猫の場合は肉球で汗を掻くことで、寒さ暑さに対応し体の機能を正常に保っているのです!

主な肉球の種類と特徴

色のバリエーションが豊富なのも肉球の特徴です。多くの人は肉球の色と言えばピンクをイメージするでしょう。しかし、猫の肉球の色はピンクだけではありません!

乳白

乳白と言っても完全な白ではなく、薄いピンクがかった桜の花びらのような色合いが特徴です。 このような白っぽい肉球が存在するのは、メラニン色素が関係しています。 例えば白い毛やブルーの瞳はメラニン色素の沈着が少ないことで作り出されますが、白っぽい肉球の色も同じように作られるのです。

ピンク

濃いピンク色をした肉球で最もよく見られます。 肉球の色は毛色と関係があり、ピンクの肉球は白猫、白黒、茶トラ、茶トラ白、キジトラ、キジトラ白、ミケによく見られます。

あずき(グレー)

グレーがかったピンク色が特徴です。 赤みの入り方には個体差があり、完全にグレーに見える場合もあります。 グレー、シルバー、ブルーなどどちらかと言えば暗い毛色の猫によく見られます。

最も色の濃い肉球です。 色合いにはやや個体差があり、真っ黒な色から少し茶色がかったチョコレート色までいくつかのバリエーションがあります。 黒い肉球はメラニン色素の沈着が多いことを示していて、黒猫、黒白、キジトラ、サバトラなど濃い毛色を持つ猫によく見られます。

ぶち(まだら)

ピンク&あずき、ピンク&黒など二つの色が組み合わさった肉球をぶち、またはまだらと表現します。 ぶちの肉球を持つ猫は複数の毛色を持つことが多く、白黒、黒白、茶トラ白、キジトラ白、サバトラ白、ミケ、サビによく見られます。

肉球のケアについて

肉球は猫の体を支える大事な部位です。 しっかりケアしたいところですが、猫は自分で毛づくろいを行ってケアしますし、肉球を触られるのを嫌がります。 気になるのは分かりますが、肉球はデリケートな部位なので無闇に触るのは止めましょう! もし子猫の頃から肉球を触る習慣があるなら、猫は慣れているのでマッサージを行うと良いでしょう。 また長毛種は肉球の間に生えた毛が伸びて滑ることがありますから、定期的に動物用のバリカンなどで切ってあげましょう。 短毛種の猫は特に肉球のケアをする必要はありません。

まとめ

猫の肉球は複数の機能を果たす優れものです。 衝撃を吸収するクッションであり、消音器として働いたり、滑り止めになったり、体温を調節したり、肉球は猫が生きるうえで欠かせない部位なのです! また色のバリエーションが豊富なのも肉球の特徴です。 そんな肉球ですが、デリケートな部位なので無闇に触るのは止めましょう。 長毛猫は肉球の間に生えた毛が伸びて滑るので、定期的にカットしてあげましょう!
猫まっしぐら

あなたの人生を幸せまで真っ直ぐに導きます。鍵尻尾(くるんと曲がった尻尾)はその象徴です。猫は古今東西、幸福をもたらすと言われています。

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